関西学生アメフトリーグ第2節神戸大-関西大が15日、エキスポフラッシュフィールドで行われ、神戸大は6-12で敗れた。第4QにWR山野(経済・4年)のTDで3点差まで追いつくも、その後は得点を奪うことはできず、開幕2連敗となった。
「一本一本に対する思いが足りなかった」と試合後主将の嶋崎(工・4年)は悔しさをにじませていた。昨シーズン3位の強豪関大を最後まで追い詰めたものの勝ち星を挙げることはできず、2連敗となった。
台風による強風の中、両チームともにランプレーを中心に試合が進む。序盤は相手のラン攻撃に苦戦し、ゲインを重ねられてしまう。しかし第1Q10分、相手にゴール前14ヤードまで詰め寄られるが、相手攻撃陣がボールをファンブルし、これをCB佐藤(経営・3年)がリカバー。ビッグプレーで流れは神戸大に傾くかと思われたが、直後のプレーで関大に痛恨のセーフティーを許し先制されてしまう。続く第2Qでは開始直後にTDを決められ9点差に。攻撃陣も攻め手を欠き、無得点のまま前半を折り返す。
後半に入ると守備陣が奮起し相手に大きなゲインを許さず、流れは徐々に神戸大へ。すると第4Q1分、敵陣20ヤード地点で相手のファンブルをリカバーし大きなチャンスを迎える。相手のインターフェアの反則も重なりゴール前4ヤードに迫ると、QB尾原(法・4年)から山野へのパスが通りTDを決め6-9と3点差に。しかし、その後は得点を奪うことはできず、8分には相手にFGを決められこのまま6-12で敗戦。惜しくも1TD差で敗れることとなった。
「雨の中で気持ちを切らさずよくやった」と話すのは萬谷ヘッドコーチ。昨シーズンは大差で敗れた相手だけに守備陣が集中力を切らさず最小失点で抑えたというのは大きな収穫だ。次戦の立命大戦でも今日のような粘り強い守備が見られるか非常に注目したい。
●関西学生アメフトリーグ第2節(9月15日・エキスポフラッシュフィールド)
関西大 2 7 0 3=12
神戸大 0 0 0 6=6
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