近畿学生野球連盟秋季リーグ第4節、神戸大-奈良産業大の第2戦が23日、ほっともっとフィールド神戸にて行われた。神戸大は先発の井上(経済・1年)が5回無失点の好投を見せるも、7回に2番手で登板した山?(工・4年)が奈産大打線につかまり4失点。打線も相手投手陣の前に無得点に終わり、0-4での完封負けを喫した。
前日の第1戦は1-7で敗れ、後がない神戸大は先発のマウンドに1年生の井上を送る。初回、2本の安打で一死二塁三塁のピンチを迎えるも、相手のスクイズを井上の好フィールディングで阻止するなど、なんとか無失点に抑える。2回以降は中村監督も「予想以上の投球だった」と話すように打たせて取る投球で走者を1人も出さない完璧な内容。先発の役割を果たし、5回無失点で降板する。打線は5回、3本のヒットで一死満塁のチャンスを迎えると9番山本(経済・3年)の右飛で三塁走者がタッチアップ。しかし、奈産大の右翼手藤井の好返球で本塁タッチアウトとなってしまい、先制のチャンスを逃す。
両チームとも無得点のまま迎えた7回表、二番手で登板した山?が制球に苦しみ、4四球を与えるなど4失点。打線も相手投手陣の前に無得点に終わり、0-4での完封負け。勝ち点を落とすこととなった。
「今日の戦いは決して悪くはなかった」と振り返る中村監督。先発井上の好投はチームにとって大きな収穫だろう。シーズン終盤にかけて、投手陣が大きなカギを握ることになりそうだ。
●近畿学生野球連盟秋季リーグ第4節第1戦(9月22日・ほっともっとフィールド神戸)
神戸大 010 000 000=1
奈産大 000 501 01×=7
【神戸大】●瀬川、井上祐、染川、頭根、森下-岡添
【奈産大】○庄司、廣瀬、鈴木-中田
●近畿学生野球連盟秋季リーグ第4節第2戦(9月23日・ほっともっとフィールド神戸)
奈産大 000 000 400=4
神戸大 000 000 000=0
【奈産大】○庄司、鈴木、花本、川口-中田
【神戸大】井上祐、●山?-岡添
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