近畿学生野球連盟秋季リーグ第3節、神戸大-和歌山大の第2戦が26日、南港中央野球場で行われ、神戸大は7-0で7回コールド勝ち。先発の瀬川(工・3年)が7回を完封の好投を見せ、打線も四死球をからめ5安打で7得点を奪った。連勝でこの節の勝ち点も獲得した。
「チームが一丸となれた。今シーズン最高の試合だった」。試合後、中村監督は満足げに話した。瀬川の好投、好走塁や四死球をからめての効率的な攻撃など随所に好材料が見られた試合だった。
コールド勝ちの立役者は先発の瀬川だ。1回表に3点の援護をもらってから裏のマウンドへ。「先制してもらい、チームのリズムもよかった」と立ち上がりから三者凡退に抑える。5回には内野のエラーもからみ一死満塁のピンチを迎えるも、併殺打に打ち取り失点を許さず。7回にも再び満塁とされたが、最後の打者を二ゴロに打ち取ってゲームセット。完封でのコールド勝ちを収めた。「やっと最後まで投げ切れた」と安堵の笑みを見せた瀬川。第1節の大阪大戦では完封目前の9回に降板という苦い経験あったが、今回は文句なしの好投でマウンドを譲らなかった。瀬川は第5節の阪南大戦が今季最後の登板予定。「調子は上がってきている。次も完投を目指す」と次回の登板へ意気込んだ。
秋季リーグも残すところ第5節。奈良産業大の優勝がすでに決まっているものの、神戸大も2位が狙える位置につけている。上位を目指すため、決して消化試合ではない。
●近畿学生野球連盟秋季リーグ3節第1戦(9月14日・南港中央野球場)
和歌山大 000 001 000=1
神戸大 100 000 10×=2
【和歌山大】仲川、●久田、北畑、門口-川口
【神戸大】 ○瀬川、山?-岡添
●近畿学生野球連盟秋季リーグ第3節第2戦(9月26日・南港中央野球場)
神戸大 300 030 1=7
和歌山大 000 000 0=0
【神戸大】○瀬川-岡添
【神戸大】●久田、北畑、本岡-川口
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