関西フットサルリーグ第11節、神戸大‐funfbein KYOTOが28日、加古川総合体育館で行われた。神戸大は前半終了間際から突如崩れ、0‐6で完敗。この試合でfunfbein KYOTOの優勝が決まった。
「完敗です」。試合後、監督兼選手の山本(農・3年)は肩を落とした。
試合の転機は前半終了間際。ここまで全勝で首位を独走しているfunfbein KYOTOの猛攻が始まった。前半18分、マークの空いた左サイドから鋭いシュートが突き刺さり、先制を許す。そこから前半終了までのわずか2分間で3失点を喫した。
後半に入ってもその勢いは止められず3失点、計6失点だ。主将の梶本(経済・4年)は「後半になるにつれてマークをうまく外された。これが勝てるチームと勝てないチームの差」と敗因を話した。
この試合でfunfbein KYOTOの優勝が確定した。しかし優勝を逃したからといって下を向いてはいられない。例年の神戸大は1部残留の瀬戸際で勝負していたが、今季はここまで4位。上位3チームが参加できる地域チャンピオン戦が射程圏内にある。ここでリーグ戦は一時中断となり、リーグ再開まで約3カ月空く。梶本は「ダメなところがいっぱい出た試合なので、次に生かせるところが多くある。『この試合をよかった』と思えるような成長ができる3カ月にしたい」と前を向いた。
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