関西女子タッチフット秋季リーグ第2日目、神戸大ROOKS‐立命館大の試合が9月29日、神戸大学海事科学部グラウンドで行われた。神戸大は前半だけで39点も差をつけ、55‐0と立命を圧倒した。
鮮やかな先制劇だった。立命のキックオフで始まったこの試合。ボールを受け取ったQB上田(発達・3年)が激走を見せ、いきなりのリターンTD。TFPもきっちりと決め、開始早々いきなり7点をもぎとる。
その後も攻守に渡り終始主導権を譲り渡すことはなかった。攻撃では細かいパスとランでゲインを重ねる。時にはインターセプトからそのままTDを決めるなど、走る力が目立った。守備では積極的なプレーを展開。インターセプトを4つも奪い、1点も相手に与えない堅守を見せた。
試合後、ペコーチは「今日はランをテーマに試合をした。テーマ通りしっかりとできていたので良かった」と話したが、一方で「まだ全国区には難しいレベル」と厳しい評価。主将のWR谷端(発達・3年)も「今回は向こうのQBに合わせながらプレーしていた。これが武庫川女子ならそううまくはいかない」と今春王者を見据え、さらなるレベルアップを誓った。大勝した神戸大だが、彼女らに慢心はなさそうだ。
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