【男子ラクロス】11年振りの関西制覇 全国の舞台へ

 男子ラクロス部が立命館大を下し、11年ぶり8回目の優勝を決めた。6-1と大差で前半を折り返したが、後半からは立命が猛攻を見せる。G渡里(農・4年)を中心に堅い守りで粘るも2点差まで詰め寄られる。しかし、第4Q終盤MF辻(農・4年)のゴールで3点差、試合を決めた。今後は全日本大学ラクロス選手権に出場する。

 試合後、主将の亀田(経済・4年)は「率直に嬉しい。4年間頑張ってきたことが報われた」と喜びを爆発させた。

 決勝は苦戦した。前半で6-1と大差をつけて迎えた後半。しかし、第1QにDFリーダーの吉田(発達・4年)が脳震盪で負傷退場、さらに、第3QにDFの一人が足をつり2人目の負傷退場。まさに満身創痍の状態だった。

 それでもG渡里を中心に堅い守備をみせる。亀田が「控えのメンバーががんばってくれた」と話したように、普段出場しないメンバーの頑張りもあり相手の猛攻を必死に食い止める。

 それでも粘りきれず、終了まで10分以上を残し2点差まで追い上げられる。しかし、ここで後半に入って沈黙していた攻撃陣が奮起。試合終了4分前にMF辻が左サイドからのミドルシュート。これがゴールネットを揺らし、試合を決定づける1点。「4年間の練習の成果がでた」と辻。相手の勢いをそぐ大きな1点で試合を決めた。

 次に控えるのは全日本大学ラクロス選手権大会。初戦では名城大学と九州大学の勝者を対戦する。「一段と成長して圧勝で締めくくりたい」と辻。次は全国制覇を目指し、突き進む。

●第24回関西学生男子ラクロスリーグ戦ファイナル3決勝

神戸大 4 2 0 1=7
立命大 1 0 1 2=4

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