「何が何でも勝ちたかった」と話すのは主将の嶋?(海事・4年)。ここまでリーグ戦5連敗と苦しい戦いが続く中、今季1部に昇格した大阪教育大学相手に勝利をおさめ残留に向けて最終節に望みをつなぐこととなった。
小雨の降る中行われた一戦。第1Qは嶋?がチームを鼓舞するQBサックを決めるなど、守備陣の奮闘もあり共に無得点に終わる静かな立ち上がりを見せる。しかし第2Q7分、相手のギャンブルプレーからTDを奪われ先制点を許す。それでも神戸大は前半終了間際にゴール前8ヤード地点からRB青島(発達・2年)がランTDを決めすぐさま同点。7-7で前半を折り返す。
後半に入っても神戸大は青島の縦へのスピードを活かした中央突破のランプレーでゲインを重ねていく。第3Q3分に相手のセーフティーで再びリードを許すものの、12分に青島が今日2つ目のTDで逆転。第4QにもWR麻生(工・4年)がTDを決めるなど最後まで攻めの姿勢を崩すことなく20-9で勝利。リーグ戦6試合目で待望の初勝利を挙げた。
この試合の結果、最終節の相手となる近畿大学と1勝5敗の6位で並び、勝てば1部残留、負ければ入れ替え戦という大事な一戦となった。近大戦に向けて「あと2週間全てをかけていきたい」と話す嶋?。最終戦の彼らの戦いぶりに期待したい。
●関西学生アメフトリーグ第6節(11月10日・神戸ユニバー競技場)
神戸大 0 7 6 7=20
大阪教育大 0 7 2 0=9
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