冬が近づき気温が下がってきているとはいえ、一人暮らしの学生が頻繁に湯船に浸かることはあまりないだろう。私は大抵秋ごろから1週間に5、6回湯船に浸かるのだが、実家でそのようなことを1度も話したことはない。そしてちょうど「そろそろ湯船に浸かりたい」と思った秋の初め、両親はこれ以上ないタイミングで入浴剤を送ってきた。私には「お前のことはわかっているぞ」と言わんばかりの両親の誇らしげな顔が浮かんだ。
一人暮らしをしているとこうした小さな点で両親からの愛情を感じることができる。私の場合、実家暮らしをしていたらこの愛情は到底感じることができなかっただろう。その意味で、私は一人暮らしをしてよかったと心から思っている。両親への感謝の気持ちを忘れることなく、今日はラベンダーの香りに浸かりながら一息つくとしよう。)
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。