昨年の六甲祭深江開催の要因にもなった六甲台キャンパスの工事。本館、兼松記念館、社会科学系図書館を中心に昨年の夏から本格化していた。工事内容は内外装のリニューアルが中心で、本館では一時中庭への立ち入りや館内通路の通行が大幅に制限されていた。
また、工事車両が出入りする六甲台グラウンドは各所にフェンスが張り巡らされ、六甲台キャンパスに向かうには迂回路を通る必要があった。現在、本館と兼松記念館については内装の工事がほぼ終了し、外壁のタイル張り替えを残すのみ。シートに覆われた本館は、前期試験の合格発表前後に新しい姿を見せる。グラウンドを管理する法学部の担当職員は「工事の納期は3月12日。その後もグラウンドには工事車両が出入りするが、3月末までに完全に撤収する」と話す。
社会科学系図書館は現在フロンティア館部分のみが利用可能になっており、本館部分の大閲覧室や書庫の一部の工事は続いている。テスト期間には自習場所が限られ、学生に大きな影響を及ぼした。同図書館の担当者によると、今後も書庫の床の張り替えや本館部分への書籍搬入などが行われるため、工事は3月いっぱい続く見込み。4月1日から全面開館となる。v
工事が続く社会科学系図書館(2月10日・六甲台キャンパスで、撮影=田中謙太郎)
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