人間表現学科表現創造論コースの8人による最初で最後の合同制作展。卒業でひと区切りをつけてそれぞれの人生をゆっくり歩むというメッセージを込め、糸の結び目や船の進行速度を意味する「Knot」と題した。
数ある作品の中で異彩を放ったのが、野村知愛子さん(発達・4年)による服飾作品だ。かねてから洋裁を趣味としてきた野村さん。創作活動の区切りとなる今回の卒展では、「白昼夢」と題しレースやフリルなどを施した作品を並べた。お気に入りのドレスのそばには手作りのアクセサリーも。「女の子の繊細な可愛らしさを表現した」と控えめに話した。
来場者は絵しりとりを楽しんだ(3月9日・海岸通ギャラリーCASOで 撮影=田中謙太郎)
このほか会場の白壁に参加型アートの絵しりとりを施すといった工夫も見られ、来場者はクレヨンを使って絵で言葉を繋いだ。メンバーたちは春から就職、海外留学などそれぞれの道を歩んでいく。
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