着慣れないスーツに身を包んだ大勢の新入生たちが、新しい友人や保護者とともに会場入りした。式の前後には会場の外で記念撮影をする姿が多く見られた。国際文化学部に入学した女子は「スーツを着て大人っぽくなった気持ち。ずっと憧れていた大学に入学できたので、自分からいろんなことを学んで吸収していきたい」とはにかむ。付き添いの両親も「もう大人なので、自分で責任を持ってやっていけるよう見守りたい」と娘の成長を喜んだ。
式では福田秀樹学長が新入生に向け挨拶した。近年の神戸大のグローバル教育政策をあげながら「未登頂の山に登るように何事にも挑戦し、グローバル人材として世界に羽ばたいてほしい」とエールを送った。また恒例の記念講演では神戸大特別教授で元国連事務次長の明石康氏が登壇。近年の東アジア情勢や日米安保問題などに言及し、「平和の架け橋として国際交流の先頭に立つ日本人であってほしい」と力強く話した。
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