火災が起きたのは六甲台キャンパスのグラウンド横にある弓道場。学生支援課によると、大学が火災を把握したのは15日午前6時43分。灘消防署から神戸大警務員室に第一報が連絡が入った。その後6時57分に消防車が到着。約1時間後の8時6分に鎮火した。
火は弓道場の射場を6平方メートル焼き、壁や天井にまで燃え広がった。火災の原因は、前日に行っていた弓道部の新歓バーベーキューの火の不始末。弓道部員が炭に水をかけて処理したが、消火しきれておらず、中に火種が残った状態のまま放置されたことが火元となったとみられる。規則で部室等において火気を使用することは禁止されており、またバーベキューに関しては顧問教員や学生センターなどへ届け出はされていなかった。
学生支援課はこれをうけて17日夜、関係団体へ部室等での火気の使用禁止であること、学外で使用する場合であっても炭の扱いに細心の注意を払うことについて呼びかけた。「学生には安全な活動をしてほしい。年相応の自覚をもってもらいたい」とコメントしている。また、火の始末については、使用後の炭は水に浸して、消火してから土に埋めるなど徹底した処理をするようにも呼びかけている。
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