日本代表の遠征で主力不在の関大との一戦。控えチームとの対戦だったにも関わらず、1点も取れない完敗だった。
怪我の影響からチーム内でOLに欠員が発生。そのためパスを主体とした攻撃をしていくことを試合前に決めた。それが相手に読まれてしまった。
前半を0-10で折り返し反撃をはかりたい神戸大。しかし、第3Q4分、関大のインターセプト。そのままゴール前5ヤードに迫られ、FGを決められる。続く攻撃でもインターセプトを奪われるとそれをFGにまでもっていかれ、着実に点差を広げられる。その一方、攻撃は見せ場をほとんど作れず。獲得ヤード数は関大の188ヤードに比べて160ヤードとそれほど差はないが、インターセプトやQBサックを受けエンドラインに迫れなかった。
試合後、萬谷ヘッドコーチは「形になっていない。お互いにシンプルな戦い方だったが、そんな中この結果というのは力が足りていないということ」と淡々と話した。同じ1部リーグの相手だけに秋にも試合することになるが、「秋のことは全然考えられない。春リーグも折り返し地点。またしっかりやっていかないといけない」とチームの立て直しの口にした。
次戦は25日の龍谷大戦。昨秋には11-21で敗れている相手だ。主将の久保(医・4年)は「やれる人がやれることをやれば結果はついてくる。これから方針を決めてそれを貫き通せるような練習をしていきたい」と気合十分。昨秋のリベンジを果たすことができるか、期待したい。(記者=高橋和弘)
神戸大 0 0 0 0=0
関大 0 10 9 0=19
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