「目標を果たせてよかった」。試合後、主将の古城(経営・3年)はそう話した。
序盤は一進一退の攻防が続く。流れが変わったのはハーフタイム直前。DL北勝(発達・2年)がインターセプト。「チャンスが来たら絶対に決めようと思っていた」。これでゴール前10ヤードへと進むと、TDへとつながる。20-13と勝ち越しに成功して、前半を折り返す。
後半も堅い守備で相手に得点を許さない。第4Q6分には、自陣10ヤード付近からのロングパスをWR谷端(発達・4年)が好捕。そのまま独走でこの日3本目となるTD。試合を決めた。
勝因について「戦略が当たった」とペコーチは明かした。ディフェンスでCBだった広川(農・3年)をLBとして起用。足の速い広川が相手QBにプレッシャーをかけたことが、パスカットや、流れを変えたインターセプトへとつながった。さらに下級生の活躍も。「2年生が試合を楽しんで、自分たちの力を十分発揮してくれた」(古城)というように、ノビノビとしたプレーで勝利に貢献した。
これでチームは6月15日に行われるシュガーボウルへの出場権を手にした。「関西代表として、恥ずかしくない試合をしたい」と古城。QBの上田(発達・4年)も「社会人の強豪とあたるが、実力を発揮したい」と意気込む。日本一に向けてRooksの挑戦が始まる。
武庫川女大 6 7 0 0 = 13
神戸大 6 14 0 6 = 26
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。