8日に行われた関西選手権、女子舵手つきクォドルプル決勝で神戸大ボート部が優勝し、2年ぶりに王座奪還を果たした。
前日の予選は関西大に次いで2位通過。本選に向けて、予選の時は関大よりも低かったレート(1分間に漕ぐ回数)を上げていく方針を立てた。本選当日、1000メートル付近で前にいた龍谷大に勝負を仕掛け、トップに躍り出る。しかし、ゴール前500メートル付近から関大が猛追。徐々に差を詰められ、ほぼ同時にゴール。タイム差は0・33秒。「表彰式直前まで結果が分からなかった」と上総(かずさ)(工・3年)が話すように、僅差での1位だった。2年ぶりの王座奪還に、メンバーは笑みを浮かべた。
・男子エイト、無念の6位
男子エイト決勝、神大は最下位に終わった。「スタートダッシュで出遅れた。実力が拮抗(きっこう)していただけに、一つのミスが命取りだった」。主将の佐野(経営・4年)は自身のレースを振り返る。女子が優勝を決めた後の決勝。負けられない気持ちがあっただけに悔しい結果に。「(女子が)優勝して今回は盛り上がったが、まだまだ物足りない結果。このメンバーなら、もっと良い順位を狙える」と部全体の可能性を感じた佐野。8月の全日本大学生選手権で巻き返しなるか。
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