はちの巣×初陣×千秋楽 新人公演「生きてるものはいないのか」

 「生きてるものはいないのか」はパンフレットのあらすじにも「みんな死ぬ。」とだけ書かれたように書かれており、謎の多いストーリー。

 ある大学のキャンパスを舞台に、原因不明の症状で人がどんどん死んでいく。最終的には登場人物のほとんどが倒れ、死屍累々と重なり合う中でラストを迎える、という筋書きだ。

 役者として舞台に上がったゆきんこさん(文・1年)は、はちの巣座に入るまでは演劇経験もなく、「分からないことだらけだった」と話す。しかし先輩に稽古をつけてもらう2カ月の間に準備を整え、「緊張はあったが楽しくやれた」と語った。同じように役者の小林緑さん(医・1年)も「(公演が)始まってしまえば楽しくやれた」と話し、はちの巣メンバーに「今年の新入生は演技が上手い」と言わせる大物ぶりを発揮した。

 大阪大の学生劇団に所属する1年生の女子学生は「(入部して間もない)この時期に新入生だけで舞台ができるのはすごい」と驚きを隠せなかった。

 はちの巣座は夏のおまけ公演として、8月30日から9月1日にかけてVol.146.5「戦争で死ねなかったお父さんのために」(作・つかこうへい/演出・ピア忠)を神戸大シアター300で上演する。「生きてるものはいないのか」と「戦争で死ねなかったお父さんのために」を両方観劇した人に特製缶バッチをプレゼントするダブル観劇特典も予定している。

 詳しい情報は公式サイトから。

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