開催時間は六甲祭と並行して午後2時から10時まで。来場客減の予想から、出店は昨年より6団体少ない12団体だ。しかし今年から新たに参加する団体もあり目が離せない。実行委員会企画も充実させる。恒例の暗黒闘技場やアイドルステージに加え、謎を解いて密室から抜け出す「リアル脱出ゲーム」などを企画する。昼間から開催される分、地域の中高生にも足を運んでもらう目的だ。また地域住民向けに大学教員による講演会も計画している。
厳夜祭実行委員長の池田啓真さん(経営・2年)は「祭りを学生、OB、地域住民の『語らいの場』としたい」と意気込む。これまで騒音などで気を遣う対象だった地域住民向けの宣伝を強化し、祭りに積極的に取り込んでいく。一方で「独特のアングラさも維持したい」と各出店が個性を発揮できるようサポート。六甲祭との差別化を図る。
来年以降アルコールやオールナイトの復活も念頭に置くが、「まず今年を成功させてから」と池田さん。出店する学生も「今年萎縮せずに魅力をアピールすれば来年につながる」と、実行委員会と協力して祭りを盛り上げる。
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