チームが抱える課題の一つが立ち上がりの弱さだ。「流れが良くなると点が入るが、流れを作れなかったらずるずるいってしまう」と沖田。今季はメンバーが若く、試合経験の少ないチーム。西本コーチは「実戦経験が少ないから流れに乗り切れない」と指摘する。
近大戦では「精神面での弱さが出た」と西本コーチ。弱点が露呈し、前半わずか3得点。前半は1失点と堅守を見せていたディフェンス陣が後半に5失点するなど、勝利はしたものの納得のいく結果は得られなかった。
弱点克服のためリーグ中に合宿を行い、個人の能力や精神力を磨いた。しかし、いまだに克服には至っていない。不安を抱えたままリーグは終盤へと差しかかる。
10月1日現在、2勝1敗1分で3位。リーグ戦の上位3チームで行われるファイナル3への出場を射程に捉える。ただし、あくまで目標は関西リーグ連覇とその先の日本一。沖田は目標に向けて「次こそは快勝して今年の強い神戸大を見せつけたい」と意気込む。次節以降も負けられない戦いが続く。
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