◇関西学生アメフトリーグ第5節(2014年10月26日 キンチョウスタジアム)
<神戸大3-7近畿大>
前半、相手の強力なランオフェンスに対応していたレイバンズ。第3Q、K田中政(発達・1年)の37ヤードFGで3-0とリードする。しかし、試合終了1分前にTDを決められ、3-7で逆転負けを喫した。
「相手のOFがラン主体で来ることは予想通りだった」と萬谷ヘッドコーチは話す。守備陣はLB秋篠(工・3年)などの素早いチェックでゲインを与えない。相手のFGミスにも助けられ、終盤まで無失点に抑える。攻撃陣は、QB櫻井(経営・3年)がショートパスや自らのランで得点圏までボールを進め、K田中政の37ヤードFG。京大戦以来となる得点にチームが沸いた。
善戦していた守備陣にほころびが見えたのは第4Q、相手に26ヤードパスを決められてからだった。後一歩が止められず、1ヤードにも満たない差でファーストダウンを取られ続ける。気づけばゴール5ヤード前まで攻めこまれ、試合を決定づけるTDを奪われた。
主将のDL久保(医・4年)は「何点差だろうと負けは負け。結果を受け止めるしかない」と悔し涙を浮かべる。勝ち越しAクラス入りの目標が叶わぬものになった今試合。次節以降の結果によっては入れ替え戦もありうる。レイバンズの11月は厳しいものとなりそうだ。
【第1Q】神戸大0-0近大
【第2Q】神戸大0-0近大
【第3Q】神戸大3-0近大
【第4Q】神戸大0-7近大
【試合結果】神戸大3-7近大
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