訓練はすべての学生・教職員が対象だ。安否情報確認システム「ANPIC」に登録された個人のアドレスに、訓練開始と同時に安否確認メールが送信される。受信にはタイムラグがあるが、学内にいるかにかかわらず返信が必要だ。また学内の教室や研究室などでは、教員の指示のもとで安全確保行動を実施する。身をかがめて頭を守り、1分間机の下で安全を確保する。場所を限定せずに訓練を行うことで、学外にいても身の安全確保を意識させる狙いがある。
学生の個人アドレスはうりぼーネットに登録したものを使用しており、アドレスの変更などでANPICからテストメールが送れないケースが多数見られた。各学部の教務部では該当者の学籍番号を掲示するなどして、訓練までにアドレスの再登録を呼びかけている。
総務部総務課の担当者は「安否データの収集能力をテストしたい。また今後は屋外への避難行動訓練も検討している」と話している。
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