関西学生アメフトリーグ最終節、神戸大?同志社大が11月24日にエキスポフラッシュフィールドで行われ、27?10で神戸大が勝利した。神戸大はターンオーバーやインターセプトを得点につなげるなど確実にチャンスをものにする。得点を返される場面もあったが、直後にTDを返すなど逆転を許さなかった。リーグ成績は3勝4敗の5位と、昨年の7位から2つ順位をあげた。
試合が動いたのは第1Q6分、相手のファンブルを抑える。着実にゲインを重ねゴール前2ヤードまで進み、先制する。後半も、QB櫻井(経営・3年)がWB多田(発達・4年)への33ヤードTDパスを決める。守備陣もLB田中信(経済・4年)がインターセプト。下級生主体のチームながらRB中塚(海事・4年)の2TDなど4年生の活躍が光り、27?10で勝利した。
「1部リーグで最弱」と言われ続けていたレイバンズ。「春とは違うチームになった。とても成長したと思う」と主将のLB久保(医・4年)は話す。秋リーグ、8年ぶりに京都大に勝利し、近畿大に接戦。春に敗戦した龍谷大にも勝ち星をあげた。勝ち越しAクラス入りという目標は達成できなかったが、「選手の諦めない取り組みが実を結んだ」と萬谷ヘッドコーチは笑顔で締めくくった。
◆萬谷HC退任
今シーズン限りで萬谷ヘッドコーチの退任が決定。萬谷氏は5年間ヘッドコーチを務めた。「神戸大はひたむきに努力するチーム。頑張れば私立大とも戦っていける」とエールを送った。
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