ことし11月の厳夜祭について厳夜祭実行委員会は単独開催を断念した。11月14日、15日に行われる六甲祭の一企画として、六甲台第1キャンパスでの開催に向け準備を進めている。教職員で構成され、学祭開催の許可権限を持つ学生委員協議会の決定に応じた形だ。
六甲祭の開催要項に合わせるため室内で模擬店を出せず、企画も午後7時で終了する。六甲祭恒例企画の園遊会ステージは、例年の運営主体である応援団総部が部員不足のため、厳夜祭実行委が代わりに担当する。
厳夜祭は1974年に当時の第2課程(夜間学部)の学生が主体となって始まり、酒を楽しめるオールナイト学祭として人気を集めていた。しかし昨年には協議会の決定によりアルコールが禁止され、午後10時までの開催に縮小された。
協議会は2011年、夜間主生が在籍しなくなった時点で厳夜祭を廃止し、その後は六甲祭の一環として開催を認めることがあると定めていた。14年度前期で夜間主生が全員卒業したことを受け、協議会はことし6月の審議で、15年度の厳夜祭を六甲祭の一企画として実施する決定を出した。
開催場所について協議会は6月の時点で、厳夜祭が例年会場としていた鶴甲第1(国文)キャンパスを認める可能性を残していた。しかし7月の審議で、鶴甲第1キャンパスで開催する必要性はないと判断し、会場を六甲台第1キャンパスと決めた。
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