神戸大に2016年度から、日本初の文理融合型独立大学院「科学技術イノベーション研究科」が設置される。新研究科の設置は、国立大学のグローバル化やイノベーション機能の強化を目的に文部科学省が打ち出した改革プランのもと、大学の機能強化の一環として13年から計画されていた。
新研究科では、バイオプロダクション・先端膜工学・先端IT・先端医療学の4分野の研究を行う。関連分野のトップレベルで活躍する外国人教員による、研究指導やPBL(課題解決型学習)も導入する。さらに研究成果を事業に結び付けるため、社会科学系の教員によるアントレプレナーシップ(企業家精神)の教育研究にも力を入れる。
文理融合型の独立大学院として、先端科学の研究開発能力と、その成果を事業化に結び付けられる能力を兼ね備えた人材の育成を目指す。
出願の受け付け開始を前に8日には工学研究科にて、学内説明会が開かれた。推薦入試は10月3日に、一般入試は10月11、12日にそれぞれ行われる。募集人員は40人。現在は修士課程のみの予定だが、博士課程の設置も考えているという。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。