医学部医学科の学祭「大倉山祭」が11月1日に大倉山公園(神戸市中央区)で開催される。毎年恒例の「吉本お笑いライブ」が催され、「男の娘(こ)選手権」も復活。来場者が参加できる企画もあり、地域住民や他学部生・他大学生との親睦を図る。
模擬店コーナーには13の部活動が出店。来場者の投票により最も美味しい模擬店を決める「B1グランプリ」が行われる。メインステージで実施される男の娘選手権には、8つの部活動から男子部員が女装して登場する。2012年を最後に行われていなかったが、復活を期待する声が多く、ことし再び開催することになった。
お笑いライブには漫才コンビのシャンプーハットとアキナが登場し、会場を盛り上げる。「格付け選手権」では出演する学生らが、2品のうちどちらが高級品かを当てるクイズに挑戦する。来場者も高級なアイスと100円のアイスの食べ比べなどを体験できるという。祭りの締めくくりにはビンゴゲームが予定されている。実行委員長の陳沁懿美仁子(チェン・サミイミニー)さん(医・4年)は「当たりやすく、賞品も豪華。最後まで居てくれた人へのサービスと思っている」と話す。
同祭のことしのテーマは「わっしょ医 わっしょ医 祭ダ!ヴィンチ」。楽しい気持ちで「わっしょい!」と叫べるような最高の1日にしたいという実行委員らの思いによるものだ。医学部附属病院で実際に使われている手術支援ロボット「ダヴィンチ」にもちなんでおり、会場ではロボットに関する展示も行われるという。
同祭は午前9時30分から午後6時まで、大倉山公園の「噴水のある広場」で開催される。入場無料で雨天決行(会場変更の場合あり)。
10月25日には関連イベントとして医療シンポジウムを開催。「まだまだ知らない脳のしくみ」と題して、依存症や心の病気などと脳の機能の関係について研究者が講演する。陳さんも「一般の人が退屈にならないように分かりやすく語られる。多くの人に来てほしい」と一押ししている。講演は午後1時から午後4時30分まで、医学部研究棟B棟1階の大会議室で行われる。入場無料。
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