健常者と聴覚障害者が手話を交えてダンスやコントを披露する「ソーシャルパフォーマンス5 ~With Festa ’15~」が昨年12月20日、関西テレビなんでもアリーナ(大阪市北区)で行われた。手話パフォーマンスの活動を活性化し、手話の啓発につなげるのが狙いだ。神戸大からは手話サークル「ぺんぺん草」が出場した。
ぺんぺん草はGReeeeNの「扉」と絢香の「にじいろ」を、手話を交えたダンスで披露。表情豊かに表現した。
苦労したのは抽象的な歌詞にどんな手話を付けるか。メンバー間の解釈を擦り合わせるのに時間がかかったという。イメージしやすくするために、歌詞に合わせて種や花などの小道具も用いた。
出演者の一人、矢野朝香さん(医・1年)は「初めてたくさんの人の前で発表することになり、新鮮だった」と振り返る。代表の横田美空さん(発達・2年)は「(健常者と聴覚障害者の心の間の)バリアクラッシュをしていきたい」と今後の意気込みを語った。
同イベントの様子は『カンテレ通信』で24日午前6時30分から放送される予定。
【丸岡真人】
◆訂正とおわび
本記事を23日に配信した際、掲載した写真を取り違える不手際がございました。当初、誤って掲載した写真は同じイベントに出演した他の団体のパフォーマンスを写したものでした。25日夕、正しい写真に修正しております。
本記事は「ニュースネット」1月号にも掲載していますが、こちらに掲載している写真も誤ったものです。
取材担当者と紙面編集担当者の連絡ミスに加え、校正段階での確認が不十分だったことが原因です。
読者の皆様や、「ぺんぺん草」の部員の方々をはじめとする関係者の皆様に大変ご迷惑をおかけいたしました。心よりおわび申し上げます。
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