戦時中、インドネシアに配属された日本人男性とインドネシア系オランダ人女性の間に生まれた子どもたちを追ったドキュメンタリー映画『子供たちの涙~日本人の父を探し求めて~』(砂田有紀監督)が29日まで元町映画館(神戸市中央区)で上映されている。神戸大生は鑑賞料金の払い戻しを受けられるサービスが実施されている。
期間中は、砂田監督が大学院の卒業時に制作した『兵隊だったおじいちゃんへ』も同時上映。神戸商業大(現神戸大)を卒業し、ビルマ(現ミャンマー)で英国兵らと戦うも、戦後英国兵との和解のために奔走した祖父の足取りを孫が追う物語。制作の過程で『子供たちの涙』の主人公らの存在を知ったという。
神戸大の学部・大学院生は、国際ソロプチミスト神戸西の助成により、学生鑑賞料金1000円の払い戻しを受けることができる。払い戻しには後日、劇場鑑賞券の半券と学生証を神戸大国際部国際交流課に持参する必要がある。
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