武田廣学長は25日、2015年度学位記授与式(卒業・修了式)に出席し式辞で大学改革の流れについて触れた。
昨年6月に下村博文文部科学相(当時)が全国の国立大学に、人文・社会系の学部や大学院の組織を見直すよう通知したことについて「人文・社会系分野の軽視ともとられかねない通知。大学が輩出するべき人材は、自らの専門に立脚しながらも他分野を俯瞰できる総合力を備えるべきだと信じている」と批判した。
下村文科相は式典での国旗掲揚・国歌斉唱の実施も要請していたが、式では国歌斉唱は行われず。国旗は従来会場内で掲揚されていたが今回は壇上に移った。昨年7月に武田学長が会見で明らかにした実施方針に沿った対応で、会見では国歌斉唱をしない理由を「留学生が多いため」としていた。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。