2015年度の学位記授与式(卒業・修了式)が25日、神戸市中央区のワールド記念ホールで行われた。学部卒業生2574人には学士の、大学院修士・博士前期課程修了生1185人と専門職学位課程修了生70人には修士の学位が授与された。
式は午前10時に始まり、武田廣学長が各学部・研究科の総代に学位記を授与。武田学長は式辞で「グローバルな課題に挑戦者として挑み、本学で学び培った実力を遺憾なく発揮し、世界に貢献できる人材として活躍するよう期待する」と卒業生にエールを送った。
続いて卒業生代表の老田光輝(おいだ・ひろき)さん(発達)が答辞を述べ「来る荒波の中でも懸命に舵を取りおのおのの目標を見据え、時には仲間たちと手を取り合いながら正しく進路を切り開いていく」と決意を語った。修了生代表の沼澤建(たける)さん(国際協力)は「大学院の2年間は多くの方々とのかけがえのない出会いに満ちていた」と研究生活を振り返った。
式の終わりには神戸大交響楽団の演奏の下、混声合唱団アポロンとエルデが学歌を斉唱した。
法学部を卒業する女子学生は「テストが近づくごとにつらかったが今となっては良い思い出。卒業後は公務員として働く。理系の友達がたくさんできたので、幅広い分野を学ぶ姿勢をとり続けたい」と意気込んだ。また農学部を卒業する女子学生は「卒業論文のための実験で毎日キャンパスに通った。大学院に進み研究を続ける。(後輩には)時間を有効に活用してほしい」と話した。
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