【6・7月号掲載】恒例サマコン、迫力ある音で 交響楽団

 神戸大交響楽団は、尼崎市総合文化センターあましんアルカイックホールで6月11日、恒例のサマーコンサートを開催した。演奏時間が長い曲が続く珍しいプログラムだったが、聴衆の心をつかんで離さなかった。

 1曲目に演奏したのは、フィンランドで第2の国歌のように愛されているシベリウスの交響詩「フィンランディア」。帝政ロシアの圧政下にあったフィンランドの人々が、悲しみから脱却し決起する様を壮大な音で表現した。指揮の今西三千絵さん(農・4年)は「壮大な曲のイメージが創部101年目を迎えた今の自分たちにぴったりだと思う」と語る。

 3曲目のブラームスの「交響曲第4番ホ短調」では、客演指揮の井村誠貴さんの下、迫力のある演奏を披露した。

 来場した京都在住の女子学生は「完成度が高かった。素人の私にはプロと大差なく感じた」と話した。

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