【9・10月号】筆記通訳で障害者支援を

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話し手の言葉をパソコンで書き起こし、聴覚障害者に伝えるPCノートテイクの研修会が8月31日、鶴甲第1(国文)キャンパスB203教室で行われた。聴覚障害がある学生の学修支援を図る狙い。キャンパスライフ支援センターが主催し、「チームW(ウェスト)・研修センター」から2人の講師を招いて、およそ15人の学生が参加した。

 研修会は、手話サークルぺんぺん草の中村国男さん(工・4年)が発案。他大学で多く開催されているノートテイク研修会を、神戸大でもできないかと考え、同センターに持ち掛けた。「専門家に直接話を聞けて貴重な機会だった」と話す。

 講師の存公美(たもつ・ひとみ)さんは「ノートテイクについて多くの学生に知ってほしい。知ることがボランティアの第一歩になる」と話した。

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