鶴甲第1(国文)キャンパスでトイレや実験用水など、飲用目的以外に使う雑用水の配管から水が漏れ、断水しているのを、大学が9月21日に確認した。現在、神戸市の水道水(市水)を代わりに使っているが、給水力が弱く経費もかかるため、大学はキャンパス内に張り紙を掲示するなどして節水を呼び掛けている。一部のトイレは使えなくなっている。
学務部学務課によると、使えなくなっているのはD棟の5階と6階、K棟6階のトイレ。市水の水圧が高所では弱いため。実験用水の停止は行っていない。他のキャンパスへの影響もない。
雑用水は六甲山の河川水をろ過したもので、大学が省資源の目的で独自に利用している。漏水は六甲台第1、鶴甲第1両キャンパス間に通る県道95号の地下で発生。配管の劣化が原因とみられ、詳しく調べている。復旧には、大学側で修理可能な場合で1カ月半。配管の取り替えが必要な場合は、道路を掘り起こす必要があり、2カ月半かかるという。
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