医学部医学科の学祭「大倉山祭」が30日、大倉山公園(神戸市中央区)の「噴水のある広場」で行われる。メインステージでは吉本お笑いライブやベストカップルショーなどが企画され、部活動ごとの15の模擬店も出店される。今年は来場者参加型の企画を増やし、地域の人々や卒業生、他大学の学生などとの親睦を深めようとしている。
今年の大倉山祭のテーマは「EBM~ええやん“僕らの”祭りやん~」。EBMは、患者に提供するべき治療の在り方を指す医学用語「エビデンス・ベースド・メディシン(根拠に基づく医療)」の略。来場者に最善の大倉山祭を提供する意図で決定された。今年の実行委員のオリジナリティを出していきたいとの思いより「僕らの」を強調しているという。
ベストカップルショーは昨年大好評だった男の娘(こ)選手権を発展させたもの。女装した男子学生が相手役の男子学生を連れステージに登場する。毎年恒例の吉本お笑いライブでは千鳥、タナからイケダのほか、神戸大卒業生のコンビ、ネイビーズアフロが出演。ダンスショーや軽音ライブ、ビンゴゲームもメインステージで行われる。
実行委員ブースでは大倉山祭の公式キャラクター「おおくまやま」のクリアファイルなどのグッズが販売される。今年は来場者が参加できる企画を増やし、型抜きやダーツなどの縁日企画、将棋大会とスマブラ大会が企画されている。
実行委員長の江口茉奈美さん(医・4年)は「多くの人に来てもらって交流したい。何気なく来たお客さんが『ええやん』と思ってくれるような祭りにしたい」と意気込んでいる。
開催時間は午前10時から午後6時まで。入場料無料。当日出演者変更の可能性あり。問い合わせは実行委(okurakoho2016@gmail.com)まで。
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