神戸大生協は、ICカード「PiTaPa(ピタパ)」での決済を2018年2月末に終了すると発表した。レジに設置している決済端末のメーカー保守が17年度末で終了し、後継機種も出ないため。
ピタパ決済のシステムは、全国の大学生協共通の会計システムとは別系統で、両システムを連携させるプログラムを特注して利用している。別メーカーの端末への切り替えは、連携プログラムを作り直す必要があり、断念した。
大学生協阪神事業連合に加盟する25生協のうち、現在ピタパ決済ができるのは神戸大生協のみ。以前は連携プログラムの開発費を他の大学生協と負担し合ったこともあるが、今回は難しいという。
13年にメーカーから保守終了の通知を受け、14年に入学生へのピタパの推奨を取りやめた。現在はTuo(トゥオ)カードの利用を勧めている。
一部の大学で使われているチャージ(前払い)式の「生協電子マネー」について、坂本安弘専務理事は「他大学の状況を分析しながら導入を検討している」と話した。
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