女子タッチフット日本一を争う第22回さくらボウルが3日、東京ドームで行われ、神戸大ルークス(学生代表)がヘイルメイリー(社会人代表)を33―20で下し、3年連続7回目の優勝を果たした。神戸大QB山本真穂(発達・3年)がランプレーで3度タッチダウン(TD)を成功させ、最優秀選手(MVP)に輝いた。
「相手がじわりじわりとゲイン(前進)してくるのは想定していた」と北山菜生主将(発達・3年)。パスプレーで着実に歩を進めたヘイルメイリーに先制を許すが、神戸大はタイムアウトを取るなどして態勢を整える。両者点を取り合い14―14で折り返した。
後半にヘイルメイリーが失速すると、神戸大は第3クオーター(Q)に山本とWR熊澤陽香(発達・3年)が共に40?以上のランでTDを獲得。第4Qに6点を返されるが堅い守備で追加点を防ぎ、終盤に山本がTDでダメ押し。社会人相手に実力を見せ付けた。
MVPの山本は「昨年は0―0の同点優勝だった。今年は勝ち切りたかったのでうれしい」と話した。
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