発達科学部人間表現学科の学生らによる表現コンサート「融合」が1月23、24日に鶴甲第2(発達)キャンパスC111教室で行われた。「融合」の名の通り、音楽だけではなく美術や身体表現も含めた多様な表現方法で観客たちを楽しませた。
2日目の最初に披露したのは「三者〇様」。美術、演劇、ダンスを専門とする学生らが一つの舞台を演出した。身体を使った表現、ステージ後ろで描かれる絵など見所が多く、独特の世界観に観客を引き込んだ。
続いて水野利彦作曲「春の海・21」のピアノ・琴・韓国の伝統楽器テグムの三重奏や、テオバルト・ベーム編曲「メンデルスゾーンとラハナーの主題による三つの二重奏曲」のフルート二重奏とピアノの演奏など多彩な楽器を用いた演奏が披露された。舞台を締めくくったのはルートヴィヒ・トゥイレ作曲「六重奏曲」の第1、4楽章。楽器六つの厚みのある音が会場中に響き渡った。
代表の中村一輝さん(発達・博士前期)は「今回は音楽にとらわれずいろんなジャンルに挑戦してほしかった。演奏中に人と合わせるのは難しいが、刺激し合って作品が出来上がっていくのが面白い」とコンサートを振り返った。
来場した神戸市在住の女性は「融合というテーマの通り、多彩な表現が見えて良かった」と話した。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。