◎フェアトレードコーヒー 生協で販売

 学内の国際協力団体「PEPUP(ペパップ)」と神戸大生協は、メキシコ産ドリップコーヒーの販売を1日から鶴甲第1キャンパスの購買店舗で始めた。途上国の製品を公正な価格で売買して、生産者を支援する「フェアトレード」の一環。1袋(1杯分)100円。

 販売するのはマヤビニックコーヒーという品種。現地で生産過程にも関わる企業「豆乃木」(浜松市)を通して輸入した。後味の甘さが特長だという。

 フェアトレードは途上国の製品が先進国に不当に安く買い叩かれ、低賃金労働や乱開発による環境破壊が起こるのを防ぐ目的で行われている。PEPUPはフェアトレードについて学んだり情報を発信したりする活動を続けてきた。

 かつてはフィリピン産のドライマンゴーを、神戸市内のカフェや個人向けに数年間にわたり販売したこともあったが、2013年に生産地が台風被害を受けて輸入を中止していた。今回国内のフェアトレード団体とやり取りをして、新商品の取り扱いが実現。継続的な販売を復活させることにした。

 団体の事務局長、三島遼さん(理・3年)は「目に触れる場所に商品を置くことで、学生にフェアトレードを知ってもらえれば」と話している。

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