タッチフット日本一を争うシュガーボウル女子の部が11日に横浜スタジアムで開かれ、神戸大ルークス(関西学生代表)が連覇を果たした。
最優秀選手(MVP)には神戸大QB・DB山本が、大会ベストメンバーにWR・DB熊澤とG・DB眞田がそれぞれ選ばれた。
成城大ブルークス(関東学生代表)との決勝では、開始早々に先制点を許し、相手のペースに。1Q中盤まで攻めあぐねていたが、山本のパスから熊澤がタッチダウンを決めて流れを取り戻す。2Qからは山本のランが光った。相手に対策の余地を与えず、次々とタッチダウンを決める。
終盤相手にタッチダウン寸前まで攻め込まれる場面もあったが、集中を切らすことなく、眞田などを中心に相手の攻めるコースを閉ざし、失点を最小限に抑え34―13で勝ち、優勝を決めた。
【試合結果】
▽1回戦
神戸大26-12B’ALUMNI(関東一般2位)
▽準決勝
神戸大40-12ONEPACK(関東一般1位)
▽決勝
神戸大34-13成城大
【選手のコメント】
▽G・DB眞田主将
「昨年のシュガーボウルから日本一のチームとしてマークされてきた。昨年から主力だった4年が4人も残ってくれた状況で負けるわけにはいかなかった。優勝して安心した」
▽WR・DB熊澤
「決勝の序盤は自分たちの良さが出てなかった感じがしたが、山本のランが決まるようになると軌道に乗って来た。焦りなどはなかった」
▽QB・DB山本
「強みのランを3連戦の中でも生かすため、体力づくりに重点を置いてきた。MVPに選ばれたのは、みんなが自分の走る道を作ってくれて、目立つプレーができたから」
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