神戸大は11日、大学院の理学、工学両研究科が8月に実施した2017年度博士前期課程の一般入試に出題ミスがあったとウェブサイトで発表した。いずれも合否判定で受験者に不利益は生じないとしている。
理学研究科では、化学専攻の選択教科「無機化学」の問題文で、鉄とコバルトの原子番号を誤記した。原子番号は回答に必要な情報ではないが、関連する設問は全員正解にし、無機化学を選択しなかった受験者が不利にならないよう得点調整をした。合格者は13日に発表した。
工学研究科でも応用化学専攻の「化学工学」の問題文で、証明すべき式に余分な記号を記載。関連する設問を全員正解とし、11日に合格者を発表した。
両研究科の発表はそれぞれ研究科長名で出され、「受験者ならびに関係の皆様にご迷惑をおかけしましたことについて、お詫び申し上げます」とした。
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