篠山市などを中心に活動する農業ボランティアサークル「にしき恋」らは、夜通しで開く居酒屋「ささやま家(や)」を、21日に居酒屋「食(くい)どうらく 達(だち)」(灘区神前町1の2の24)を借り切り開いた。現地の名産品「黒枝豆」をふんだんに使った料理や兵庫県産の日本酒に訪れた客は舌鼓を打った。
当日の準備の影響で、予定から30分遅れの午後5時半から開店。雨の中、近くに住む神戸大生らが訪れた。
目玉食材の黒枝豆は学生が今月収穫したもの。現地で約50?の黒枝豆を提供できる状態に加工し、軽トラックなどで当日朝に店まで届けた。ゆでたものだけでなく、トースターで焼いたものが出された他、ペペロンチーノや混ぜご飯にも使われた。代表の古谷一希さん(工・2年)は「お客様に新鮮な状態で食べてもらいたかった」と話す。
お酒の種類も前年より増やした。日本酒は古谷さん自身が試飲して、兵庫県産の中でも厳選したものを提供している。古谷さんおすすめの日本酒「龍力(たつりき)」はサラサラとした爽やかな味わいで、日本酒が苦手な人でも飲みやすく、黒枝豆との相性が良い。日本酒のほかにもビールやサワーがあった。
店を訪れた長谷川益大さん(システム情報学研究科・前期課程)は「去年は来ることができなかったので、来れてうれしい。黒枝豆はもちろん、ズッキーニもおいしい」と話した。
11月11日にも開催。午後5時から翌午前7時までで、場所は同じ。
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