◎【タッチフット】ルークス4年連続日本一 さくらボウル

 神戸大女子タッチフットボール部ルークス(学生代表)は3日、東京ドームで行われた日本選手権「さくらボウル」で、東京ワンパック(社会人代表)に39―6で勝ち、4年連続8度目の優勝を果たした。大会最優秀選手(MVP)にはタッチダウン(TD)を3回決めたWR・DB熊澤陽香(発達・4年)が選ばれた。
 ルークスは4年連続10度目の出場で、ワンパックとは同大会では7年ぶりの対戦となった。
 試合は1Qに、QB山本真穂(発達・4年)から熊澤へのロングパスがTDにつながり、流れをつかむ。直後の相手の攻撃でも、逆に熊澤がインターセプトリターンTDを決めるなどして、相手に主導権を譲らなかった。
 後半も山本のQBランと熊澤へのロングパスというチームが得意とする戦術で順当に得点を重ね、危なげなく勝利を決めた。
                  
眞田千夏主将(国文・3年)
「リードして折り返したので、後半は今までやってきたプレーを出し切ることができた。技術が高かった4年生は今大会で引退する。チームの技術力は落ちるが、今年はゼロからチームを作り直す気持ちで、基礎をしっかり強化していきたい」

WR・DB熊澤陽香
「今大会で引退だったが、力むことなくいつも通りプレーできた。ロングパスプレーも事前の狙い通りにいった。新たなチームで来年しっかり5連覇を決めてほしい」

【試合結果】
【1Q】神戸大13-0ワンパック
【2Q】神戸大6-0ワンパック
【3Q】神戸大13-6ワンパック
【4Q】神戸大7-0ワンパック

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