2017年度の学位記授与式(卒業式)が27日、ワールド記念ホール(中央区)であった。快晴の空の下、晴れやかな表情の卒業生や保護者らでにぎわった。
卒業したのは学部2519人、修了したのは大学院修士・博士前期課程1119人、専門職学位課程61人。各学部・研究科の代表1人が、壇上で学位記を武田廣学長から受け取った。
武田学長は式辞で世界で起きている問題について言及。解決には一つの分野の知識だけでなく、広い視野を持ち、多分野との協力関係を築き上げることが大切という。「高い専門力と実践力の双方を兼ね備えた卒業生には、グローバルな課題に挑戦者として挑み、実力を遺憾なく発揮し世界に貢献できる人材として活躍することを期待する」と締めくくった。
学長の式辞の後は、卒業生代表と修了生代表による答辞も。神戸大交響楽団の演奏に合わせ、混声合唱団アポロンとエルデが学歌を合唱すると、場内は大きな拍手に包まれた。
工学研究科の博士前期課程を修了した女子学生は「(神戸大には)良い研究施設がそろい、良い先生がいた。ここに来ていなかったらできなかった良い体験ができた」と話した。
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