2018年度一般入試前期日程の合格者発表が、3月9日に各キャンパスで行われた。全10学部で計5390人が受験し、2034人が合格。実質倍率は2・6倍に。午前10時に各キャンパスに合格者の受験番号が掲示され、自分の番号を確認した合格者らに笑みがこぼれた。
六甲台第1キャンパスでは法・経済・経営学部の合格者発表があった。受験者は自分の番号を確認すると、ガッツポーズをしたり掲示されている自分の番号を指さしたりして喜びを表現。六甲台本館前では毎年恒例のアメリカンフットボール部の部員による合格者の胴上げが行われた。
経営学部を受けた女子の合格者は「(合格が)最初は信じられなくて、何回も番号を確認した。浪人生で1年勉強しかすることがなく、苦しかった。大学に入ってからはボランティアをしてみたい」と話す。また、同じく経営学部を受けた別の女子の合格者は「入試後は受かると思い余裕があったが、(発表を見に来る前に乗った)電車の中ではどきどきした。受かって良かった。大学では観光を勉強したい」と笑顔を見せた。
各学部の合格者数は以下の通り。文=85人▽国際人間科学=252人▽法=122人▽経済=230人▽経営=230人▽理=117人▽医・医=92人▽医・保健=143人▽工=462人▽農=128人▽海事=173人
・合格者の声
▽笹川凌吾さん(経済)
「(大学の)駐車場でウェブサイトでの合格発表を見てから来た。まさか自分の番号があるとは思わなかった。受験では、5教科全て勉強しなければならないセンター試験が大変だった。大学生らしい活動をこれからしていきたい」
▽石田愛理さん(経営)
「いまだに合格した実感がない。受験の時は、『落ちる』という言葉に敏感になっていた。大学に入ったら塾講師をしてみたい。学祭に行った時に仲の良い先輩ができたので、ポーカーサークルに興味がある」
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