附属図書館は、図書館の蔵書にしてほしい本を学生が店頭で選ぶ学生選書ツアーを6月22日に、ジュンク堂書店三宮店(神戸市中央区)で行った。選ばれた本は、総合・国際文化学図書館で7月中旬から下旬ごろに貸し出しが始まる予定。
午前10時からと午後2時からの2コースで、午後2時からのコースには13人が参加。1人あたり総額2万円程度の本を選んだ。参加者は絵本や図鑑、ビットコインの専門書などさまざまな本を選んだ。
クラシックバレエをしている?田麻結さん(国人・2年)は図書館にバレエの本が少ないのを不便に思い、食堂でポスターを見て参加を決めた。ダンサー向けの本を中心に選書。「学びたい分野の本を選べ、自分の勉強につなげられるのがいいなと思った」と話した。
「普段2万円分の本を買える機会はないので面白そう」という理由で参加した工学部の女子学生。選んだ本は「アーレント=ハイデガー往復書簡」。「6000円以上するこの本は自分では買えない」とはにかみながら、「ハイデガーに興味があり、(ハンナ・アーレントとの)文通なら気軽に読めそうだと思ったから」と選書の理由を話した。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。