硬式野球部が毎年、京都大と行っている定期戦、神京戦が15日、六甲台第1キャンパスのグラウンドで開催される。神京戦が始まったのは1971年。かつて関西六大学野球リーグの構成校だった2校だが、62年に神戸大が脱落し、以降対戦する機会を失ったことがきっかけだ。
昨年チームの主体だった選手が卒業し、現在のメンバーのほとんどが昨年10月に新体制になった際、新たにレギュラー入り。所属する近畿学生野球連盟では、4、5月に行われた春季リーグで1部リーグ3位に終わった。
今年のスローガンは「挑~魅せろ、意地と飛躍~」。新チームで、一人一人が常に勝利に挑んでいく気持ちで戦うという思いが込められている。チームについて、松森颯太主将(発達・4年)は「投手中心の守備のチーム。飛び抜けた実力を持つ選手がいる訳ではないが、チームで組織的にやると決めたことをやる」と話した。
現在は神京戦へ向け、攻撃面の弱さで負けた春季リーグの反省を生かし、打線強化のためバッティング練習に取り組んでいる。神京戦での注目選手は、春季リーグでベストナインに選ばれた、渋谷航生選手(農・4年)、深川貴裕選手(経済・4年)、鎌田涼一郎選手(発達・4年)、大久保央選手(法・3年)の4人。神京戦について松森主将は「目標は単純に勝つこと。1年生の頃から3年連続で勝ってきた。4連勝したい」と意気込んだ。
神京戦では、4年ぶりに復活した応援団総部リーダー部も応援のパフォーマンスを再始動する。試合は午後2時開始。
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