テレ朝系のHTB北海道テレビ開局50周年ドラマ『チャンネルはそのまま!』が、ローカル民放の現場を描いて、めちゃリアル(同業者が言うので間違いなし)。今夜(3月18日23:20?)から北海道で5夜連続放送。https://www.htb.co.jp/channel/index.html
『チャンネルはそのまま!』は、業界コメディながら、綿密な現場取材で、いつしかドキュメンタリーのように引き込まれる。失敗だらけの新人女性記者(芳根京子)と、記者、アナ、編成、技術、営業の同期たちが、さまざまな業界あるある事件(や放送事故寸前?)に巻き込まれる。放送を目指す就活生必見だ。
業界ドラマ『チャンネルはそのまま!』は、札幌在住の佐々木倫子の漫画が原作で、脚本は森ハヤシ。北海道地区以外で見るには、NETFLIXで配信中。秋田朝日放送、岩手朝日テレビ、長野朝日放送、メ~テレ、長崎文化放送、テレビ埼玉、テレビ山梨、テレビ宮崎での放送も決定。
就活シーズンにぶつけてきた(わけでもないが)お仕事ドラマ『チャンネルはそのまま!』は、地域放送という仕事の「立ち位置」を描いている。緊急報道、視聴率、在京局との関係、マンネリと常套句、スポンサー、地域産業。『チャイナシンドローム』(1979年米映画)以来の名作(かも)。
放送現場は、実は人材不足。日本民間放送連盟はローカル局の魅力を学生に伝えようと、マイナビと就活サイト(https://job.mynavi.jp/conts/2020/tok/local/)を立ち上げている。『チャンネルはそのまま!』を見ると、報道も制作も編成も営業も技術も、人間臭くてオモシロイってことがわかる。
全国各地で順次放送。関西地区はABCテレビで5月3日から6月7日まで毎週金曜25時台に放送。詳細は、番組公式サイト https://www.htb.co.jp/channel/index.html で。
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