2018年は「平成最後」の言葉を多く見る年だった。ニュースの見出し、番組名など、さまざまな場面で「平成最後」が使われた。意識しなくとも平成が終わるのだと感じられた。
約30年続いた平成。平成10年前後に生まれた私たち大学生はまさに「平成世代」だ。学校生活は平成とともにあった。平成を振り返るテレビ番組を見て、自分の思い出と重ね合わせた人もいるだろう。
新元号の発表を心待ちにする新入生はあまりいないかもしれないが、新たに始まる大学生活には期待と不安でいっぱいになっていると思う。
1年前の私も、想像もつかない新生活に楽しみ半分、戸惑い半分で足を踏み入れた一人だった。中・高で陸上をやってきた流れでマラソンサークルに入り、新しいことがしたくて報道サークルにも入った。忙しいがやりがいはある。それで良いのかもしれないが、気が付けば月末といったことが増えてしまった。1年を振り返り、もっとできることがあったのではないかと思うことも多い。大学生活の残り3年間も同じようにあっという間に過ぎていくのだろうか。
「なんとなく」で過ごさないためには、何か打ち込むものを見つけるのも一つの方法だ。課外活動に打ち込むも良し、勉強に力を注ぐも良し。大学外の活動で充実した学生生活を送る人もいる。
「平成最後」の新入生へ。自分が思う充実した大学生活を送ってほしい。正解はない。ただ、「なんとなく」過ごすだけにならないように。せっかく大学生になったのだから。
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