神戸大は昨年12月、2019年度に一部の祝日・休日で授業を行うと発表した。19年度は例年より祝日や休日が多く、授業日の確保が困難と判断されたため。神戸大が全学部を対象に、祝休日に授業を実施する対応を取ったのは初めてだ。
授業日となるのは、左表の通り。授業をする休祝日の選定について、学務部学務課教育推進グループは「月曜日の授業を他の曜日に振り返ることを避けるため、1年を通じて祝日が多い月曜日を対象に授業日とした」と答える。
教職員には、育児や介護などに配慮し、休日出勤の体制を整える。学生からは数件の問い合わせがあったのみだという。
神戸大は、教学規則の改正を行い、創立記念日を定期の休業日から削除した。創立記念日は20年度以降も授業を実施する。
付属図書館や保健管理センター、情報基盤センターは授業日となる休祝日も平時の授業日と同じ時間帯で受付対応を行う。大学生協や鶴甲第1キャンパスのセブン‐イレブンも平時の授業日と同様に営業する。
19年度の授業スケジュールは神戸大学のウェブサイトで公表したほか、各学部・研究科のウェブサイトでも随時知らせる。
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