神戸大は、辰巳商会(大阪市港区)とネーミングライツ(施設命名権)に関する協定を結び、深江キャンパスの海事科学研究科・2号館にあるラーニングコモンズの愛称を「TATSUMI Lounge(タツミ ラウンジ)」とした。
協定期間は3月から5年間。7日に同施設でオープニングセレモニーが開かれ、武田廣学長らが出席した。
神戸大は昨年2月、ネーミングライツ制度を導入した。政府からの運営費交付金が削減され、国立大学を取り巻く環境が厳しくなる中、教育研究環境向上のための財源確保を目的としている。
神戸大がネーミングライツに関する協定を結んだのは今回が3件目。昨年4月、NTTデータが六甲台第1キャンパス第三学舎の情報処理教室のネーミングライツを取得し、同教室の名称を「NTTDATA IT Room」に。10月には新日鉄住金ソリューションズ(NSSOL)と協定を締結し、六甲台第2キャンパスの工学研究科D2棟内の情報知能演習室が「NSSOL Lab(エヌエスソル ラボ)」と命名された。
また神戸大は3月15日、NTTデータとの協定を更新すると明らかにした。
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