活動を始めた「神戸大学料理サークルYummy(ヤミー)」。新入生歓迎のクッキングには、多くの新入生が参加していてなかなかの人気ぶりだ。
4月16日、会場の六甲道勤労市民センター料理教室には47人が集まった。新入生が20人、上回生の参加者も27人。これまでなかったジャンルのサークルだからか、上回生にも人気なのがわかる。
参加した新入生の宇佐美恒(うさみ・こう)さん(工1年)は、ツイッターでYummyのことを知ったという。「料理は好きだけど下宿先で食事が出るので、料理をする機会がないから」と、参加理由を話す。
「兼サークルを考えています。あと、料理に興味があったので来ました」というのは、同じくツイッターを見てやってきた2年生の藤岡秀光さん(経済2年)。
何回か参加しているリピーターもいれば、「友達に誘われて」という学生もいたが、料理に興味のある学生が多いことに、記者はちょっと驚いた。
代表の鷲野海(わしの・かい)さん(工4年)の指示に従って、それぞれ5、6人ずつのグループが5つのテーブルに分かれて調理台に向かう。メディア研の記者も料理に挑戦。
まずは、グループ内で自己紹介。知らない人同士でもいっしょに料理を進める中ですぐに打ち解けていく。
(写真 参加者にあいさつ、指示をする代表の鷲野海さん)
この日の料理は、「ロコモコ丼」と「ポテトサラダ」。
LINEで共有されたレシピをもとに、各グループでジャガイモの皮むきが始まる。ちょっとぎこちない手つきだったが、最終的にはキレイにむける。茹で上がったらマッシュして、切っておいたきゅうりとハムを混ぜていく。
(写真 慣れない手つきでジャガイモの皮むき)
ハンバーグは、炒めた玉ねぎとひき肉をまぜ、手でこねて形を整えていく。
あちこちでフライパンで焼くジューッっという音とともに、肉の焼けるいい香りが漂ってくる。
ちょっと焦げてるグループからは笑い声もあがる。
(写真 ハンバーグをみんなで焼いていく)
レタスを置いたご飯の上に、ハンバーグと目玉焼きをのせ、ソースをかけたら、ロコモコ丼の完成。
記者もできあがったものを口に運んだが、ハンバーグと目玉焼き、ソースがうまくマッチしていた。
2時間半の新歓クッキングに参加した、北村幸昭さん(農1年)は、「今日は楽しかった。おいしいロコモコ丼が作れてうれしかったです」と感想を話してくれた。最後は、みんな笑顔の記念撮影で満足そう。
Yummy代表の鷲野海さんは、「予想通りの時間で実施でき、参加者もとても楽しそうだったので非常に満足です。 ただ、ハンバーグが焦げたりしたので、もうすこし技術面のサポートができればよかったです」と、今後の新歓に目を向けていた。
【訂正】団体名「Yummy」の読み方を、「ヤンミー」としていましたが、正しくは「ヤミー」です。お詫びして訂正します。(2019年4月18日13時20分)
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