大工大の優勝食い止め第3戦に 近畿学生野球春リーグ

 5月1日から大阪・南港中央球場で始まった近畿学生野球春季リーグ第5節で、神戸大硬式野球部は大工大と対戦。第1戦は3-7で神戸大が敗れて大工大が131季ぶりの優勝に王手をかけたが、2日の第2戦は9?8で逆転勝ち。神戸大は、大工大の66年ぶりの優勝を土壇場で食い止めた。第3戦は5月11日(土)12時30分から、大工大野球場(枚方市)で行われる。神戸大は第3戦に勝たなければ、1、2部入れ替え戦に回ることになる。

 5月1日の第1戦、神戸大は2回裏に石井の適時打、3回にも高内の本塁打などで3点を先取。大工大も4回と6回に田中健の中越適時打などで点を返し同点に。さらに9回にも4本の適時打を重ね3-7とし、大工大は131季ぶりの優勝に王手をかけた。

 しかし、5月2日の第2戦、神戸大は1回に大久保の左越2塁打で先制するも、大工大はその裏すかさず田中健が右越3ランで逆転。2回にも大工大は2点を加え突き放されるかにみえたが、神戸大は6回に無量小路の2塁打などで1点を加え、さらに終盤8回には代打・中山の中越3塁打などで一挙に5点を加えて、7?5と逆転に成功。
 大工大はその裏と最終回に1点ずつ加え7?7で同点に追いつき、タイブレークで迎えた10回表、神戸大は相手の悪送球などで2点を加え、その裏には犠飛で1点差に追いついた大工大を振り切り、66年(131季)ぶりの優勝を土壇場で食い止めた。

 第3戦は5月11日(土)12時30分から、大工大野球場(枚方市北山1丁目)で行われる。
 最寄駅はJR学研都市線「長尾」駅下車。同駅から直通バスで、「北山中央」バス停下車。または、京阪バス摂南大学枚方キャンパス行きで「大阪工大」バス停下車。京阪本線「樟葉」駅から京阪バスポエムノール北山行きで「北山中央」バス停下車。

▽近畿学生野球 2019年春季リーグ 第5節
 (大阪・南港中央球場)
 
第1戦(5月1日)
 大工大 000 102 004=7
 神戸大 021 000 000=3

第2戦(5月2日) 
 神戸大 100 001 050 2=9
 大工大 320 000 011 1=8

<5月2日時点>
 大工大 8勝4敗0分 勝ち点3 勝率0.667 ※
 和歌大 8勝5敗0分 勝ち点3 勝率0.615
 奈学大 6勝6敗0分 勝ち点2 勝率0.500
 大市大 5勝7敗0分 勝ち点2 勝率0.417 ※
 阪南大 5勝7敗0分 勝ち点2 勝率0.417 ※
 神戸大 4勝7敗0分 勝ち点1 勝率0.364 ※
※大市大―阪南大、神戸大―大工大は第3戦を5月11日に大工大野球場で行う。

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